商談編
01 Style Logic
今日は受注ではなく信頼獲得が目的の初回の商談。そのシチュエーションにこの着こなしを選んだのは、もはや第二のイーロンマスクはこの人なのかもしれないとさえ思えてくる大胆さである。黒スーツに黒シャツは、夜のパーティー、高級ブランドのレセプションスタッフ、麻布十番のクラブのエントランススタッフならまだ理解はできる。その上にバブル時代の証券マンもびっくりのゴールドベースの柄物ネクタイ。緩めた首元で不真面目さを演出している。これから客先訪問と言っても誰も信じないだろう。フォーマルさを演出するどころか、相手に威圧感や不快感すら与える。腕からのぞくゴールドの時計もその印象を強化する。
黒スーツ+黒シャツで「重厚・格式」を作りながら、足元がライトブラウンのカジュアルシューズ。意外性やギャップで今まで様々な壁を乗り越えてきたのかもしれないが、ここから先はさすがに通すことはできない。オフィスでこのスタイルがOKという会社があったら問い合わせフォームから教えていただければ幸いです。
- 用途:初回商談(信頼獲得)
- クライマックス:威圧感と違和感
- シャツの役割:重厚感と非フォーマルの両立
02 色彩心理学
- ブラック:格式、威厳、沈黙
- ゴールド:富、成功、勝利
- ブラウン:温もり、大地、安心感
ゴールドの時計やアクセサリーは表彰式などで、ベルトを黒のレザーにしてワンポイントで添えるとあなたのスタイルを格上げするでしょう。
03 柄の数:1
- スーツ:0柄
- シャツ:0柄
- ネクタイ:1柄
黒のシャツとゴールドベースのネクタイ、ゴールドの時計は柄数1でも柄数5ぐらいに拡大解釈させるぐらい強烈である。
04 フォーマル度: ★★★★★
フォーマル度は高いはずなのに、相手への印象は逆効果。信頼よりも不快感や威圧感を与えてしまう典型例といえる。
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